6 hours away
houraway.exblog.jp

2008年夏にロンドンへ移住。12月に息子出産。しばらくは旅にでられなさそうです。
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
U⇒イラチな関西人コンサルタント(休職中)
夫⇒太平洋のように心の広いイギリス人公務員
息子⇒やる気にあふれる0歳児
カテゴリ
タグ
以前の記事
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
病院訪問①-St. Mary's
GP登録の次のイベントは、出産予定の病院見学です。

もともとイギリスに住んでいて、プライベートの医療保険に入っていたり、
旦那様が日本企業や大使館の駐在員の方の場合は
プライベートの病院で出産することが多いようですが、
うちの夫は、残念ながらしがないイギリス人公務員。
わたしに適用されるプライベートの保険などなく、
また入院1泊につき850ポンド(17万円)という高額の医療費を払える見込みもないため、
公的病院であるNHS病院で出産を予定しています。
NHS病院は住んでいる地域から利用できる病院が決まるのですが、
わたしは、イギリスでは名門らしいSt. Mary'sという病院と、
最近新しくできたChelsea & Westminster(C&W)という病院の
2つから選ぶことができるといわれ、それぞれの見学に行きました。

まずは先に見学ツアーの予約がとれたMt. Mary'sへ。
平日の18時からだったので、
パディントン駅で仕事帰りの彼と待ち合わせをして
そこから徒歩5分くらいの病院へ向かいました。
初めて入るイギリスの病院はというと・・・
なんだか昔の日本の国立病院のような印象。
くらーくて、なんとなくジメーとしていて、陰気な雰囲気です。
見学ツアーのための待合室では、ヒスパニックの家族がベンチを占領していて
周りを妊婦が立って待っている、という変な光景もありました。
ツアーに参加したのは6組程度で、全員がカップル参加でしたが
なんとうちの夫以外はみんな非イギリス人。
この国では、子供を産むのは移民ばかりなのかしら・・・と思っているうちに
助産婦さんの先導で、ツアーが始まりました。

St. Mary'sでは、病棟での分娩と、
Birth Centreという助産婦さんのみの介助による分娩の2つがあり、
まずは病棟を見学しました。

分娩室はすべて個室で、水中出産用の部屋もいくつかあり、
それらには専用のトイレ・シャワーがついていましたが
あとは共同のトイレ・シャワーになるようです。
部屋の中はそれなりに綺麗で、清潔そうでした。

ただし、個室の分娩室にいられるのは出産後数時間のみで、
あとは大部屋に移されます。
こちらはプラスチックの花柄カーテンで仕切られた6~8人部屋で、
真ん中にテレビが一つ置かれていました。
我々の見学中にちょうどキッチンからスープと肉料理が運ばれてきたのですが、
ま・・・まずそう・・・・。
いや、イギリスの病院料理に期待するのも間違っているのですけれど・・・。
通常はこの部屋に6時間~24時間滞在して、問題がなければ帰宅するそうです。
パートナーの訪問は夜8時まで。

次に見たのが、Birth Centreです。
わたしも彼も、Birth Centreのコンセプトがよくわかっていなくて、
なんか自然分娩向けの施設?ちょっと宗教っぽい?と思っていたのですが、
こちらは母子共に問題がない妊娠の場合に
特に医師の介助なしに、妊婦の好きな形で出産ができる施設でした。
かなり広くて落ち着いたインテリアの個室に、
ハンモックやマットレス、椅子、ボールなどが置かれ
水中出産用のジャグジーもしくはバスタブが1部屋に1つ必ずついています。
専用トイレ・シャワーも完備。
さらに素敵なところは、ベッドがダブルベッドになっていて、
出産後は一晩、パートナーも一緒に泊まれるのです。

先に病棟を見て落ち込んでいただけに、
この広い部屋&ジャグジー&ダブルベッドには、かなり惹かれました。
狭い部屋で壁に囲まれたベッドに固定されて出産し、
その後は大部屋で花柄プラスチックカーテンとスープの匂いに囲まれて過ごすより
なんだかずっと人間らしい感じ。
エピデュラルを使った無痛分娩はBirth Centreではできませんが、
イギリスでは問題がなければ基本的に分娩に医者が立ち会わないので、
Birth Centreだからといって、医療体制が劣るわけでもなさそうです。
もちろん出産時に何か問題が発生すれば、すぐに病棟に移されます。
これまでは出産への恐怖心から、
とにかく最新医療が受けられるところがいいと思っていましたが、
Birth Centreを見てから、なんだか考え方が変わりました。

長くなったので、C&Wの訪問記は次回に・・・。
[PR]
by on_leave | 2008-08-14 23:29 | ロンドンで右往左往な新生活