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2008年夏にロンドンへ移住。12月に息子出産。しばらくは旅にでられなさそうです。
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U⇒イラチな関西人コンサルタント(休職中)
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オアシスにたつカスバに泊まる
マラケシュから南部に走る道路はカスバ街道と呼ばれ、アトラス山脈周辺に多くのカスバが残っています。カスバとは干しレンガと泥でできている古いお城や要塞で、マリのジェンネにある泥のモスクや旧市街の建物と非常に近い関係にあるそうです。

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車で走っていると道沿いに突然聳える名もないカスバ。そのカスバという名前も相まってとてもエキゾチックな気持ちになります。

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カスバが集まった集落はクサールと呼ばれています。これは世界遺産のアイト・ベン・ハッドゥというクサールで、丘全体が要塞のようになっていました。「アラビアのロレンス」や「ハムナプトラ2」のロケ地にもなった、フォトジェニックな村ですが、実際にこの丘に今も住んでいるのは数家族とのことでした。わたしが中に入ったときは早朝だったので静まり返っていましたが、どうやら昼間はお土産物やさんでいっぱいになるようです。

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クサールの中は迷路のよう。高い壁に囲まれた細い道を歩きます。

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建物の中は、小さな明かり取り窓から差し込む光で薄暗く、電気は通っていませんでした。カスバ街道には、このようなカスバを改装したホテルがいくつかあって、涼しくて快適部屋に実際に泊まることができます。今日は、そんなカスバ・ホテルをご紹介します。

いくつか泊まったカスバホテルの中で一番よかったのは、Tinejdadというサハラ砂漠への途中にある小さな集落にある数年前にオープンしたばかりというEl Khorbatでした。Tinejdadはほとんど観光地化されていなくて、ホテル以外には何もなくて、その何もなさがすごく素敵なオアシスです。モロッコのオアシスは、荒野の中に突然緑が広がります。その緑のほとんどがナツメヤシ。

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外からはまったく違いがわかりませんが、一番手前の建物がホテルに改装されています。それ以外の建物は、今でも家やお店として使われているようでした。

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暗いけれど居心地のいいカスバの部屋。ベッドカバーやカーテンはベルベル人のデザインでまとめられていました。欲しいなーと思いつつ結局買わずに帰ってきたのだけれど、いまこの写真を見て、買わなかったことをすっごく後悔しています・・・。めちゃくちゃ可愛いですよね。色使いもシンプルな模様も絶妙に素敵。ああ~・・・(後悔)。

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ホテル屋上から旧市街を見下ろしたところ。屋上を伝って、どこまでも歩いていけそうです。左奥にモスクが見えます。モロッコはイスラム教ですが、それほど厳しくはないようで、モロッコ人の女性でもスカーフをしていない人をよく見かけました。でもやっぱりイスラム教の国では彼と手をつないで歩いたりするのも憚られるし、服装にも気を使うので、少し疲れます。異国に来た感じをすごく味わえるので、旅先としては好きなんですけれど。すごく暑い夏の夜は、この屋上に寝る人もいるみたいですよ。

このホテルは、ハーフボード(夕食、朝食付き)で、2人で1泊1万5000円くらいでした。バスタブがついている部屋はなくて、シャワーか、ハマムっぽい蛇口(銅製の盥&手酌つき)が選べます。もちろんわたしは蛇口のバスルームをチョイス。ベンチみたいなところに座って体を洗うのが楽しかったです。お勧め!!

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ホテルの後ろは旧市街で、地面と建物の壁の色が一体化していました。観光客向けのお店はまったくありません。普通の人が暮らす普通の町です。写真手前のおじさんは突然家から出てきたので思わず写真に映ってしまい、「ごめんなさい~」とジェスチャーしたところ、「いいよいいよ、それより写真見せてよ」、とフレンドリーに話しかけてくれました。モロッコの人はほんといい人が多いです。

Tinejdadは小さな砂漠の中の何もない町ですが、オアシスと、その中に立つカスバと、そこでの生活を体で感じられる素敵な場所でした。

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by on_leave | 2007-09-30 23:34 | モロッコで旧市街の迷宮に迷う
マラケシュのリヤド・ホテル
マラケシュでアマンジェナより気に入ったのは、最初に泊まったリヤドでした。リヤドというのは古いモロッコの邸宅で、それをプチホテルに改装したリヤド・ホテルが、どうやらいまモロッコ中で大流行中らしいのです。ほとんどは旧市街の中にあって、ホテルの人とどこかで待ち合わせして連れて行ってもらわないと自力では見つけられないくらいの隠れ家ぶり。小さいドアから中に入ると、外からは想像がつかないような空気感あふれる空間が広がっています。

Lonely Planetには多くのリヤドが載っていて、目移りしながら予約したのですが・・・目移りする必要はありませんでした。相変わらず出発ギリギリにならないと予約をしない準備の悪いわたしたち。ヨーロッパのバカンスの時期真っ盛りというハイシーズンではいいホテルから埋まっていって、結局ようやく予約のとれた第4希望くらいのホテルに泊まることになりました。

ところがこれが大正解♪モロッコで泊まった7つのホテルのうち、一番のお気に入りホテルになりました。値段はアマンジェナの10分の1以下だったのですけれど。やっぱりホテルは値段じゃないですよね~。そんなわけで、今日はマラケシュの旧市街にあるDar Soukainaをご紹介します。(ウェブサイトはイマイチです。このサイトだけ見ると、第4希望くらいだよね、と思います。ちなみに第1希望だったのは、ココ。明らかに絶対素敵だよね。あー、泊まってみたかった!!)

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このドアから暗い建物の中に入り、レセプションエリアを通り抜けると・・・(写真は中から外を撮ったものです。)

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オレンジの木が生えた中庭がありました。1階の部屋には、中庭に面したドアから入ります。朝食前に取ったので、写真には食器が並んでいます。見上げると、空。

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外でご飯を食べるのはとても気持ちがいいです。8月のモロッコは気を失うほど(笑)暑いですが、とても乾燥しているので、木陰にいれば居心地よく過ごせます。太陽の下では40度近くありそうでしたが、それでもクーラーのないホテルやレストランもたくさんあるくらい。日本のジメジメした夏に、クーラーなしのレストランで食事するなんてありえないですけどね・・・。

屋上には上がれるようになっていて、テントの下でお昼寝や読書をすることもできます。極楽☆

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中庭から見た部屋はこんな感じ。夜撮った写真なので暗くてごめんなさい。

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お部屋の中は、小さいテーブルコーナーと天蓋つきのベッドのみ。あまり大きくない部屋ですが、白いインテリアの中に赤を効かせていてすごくスタイリッシュ。居心地のよさ満点です。

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洗面所はエキゾチックな雰囲気。トイレとシャワー、それに洗面台がついています。

リヤドはわりとモザイクで華やかに装飾されていることが多いのですが(そんなモザイクいっぱいのリヤドにも泊まったので、またご紹介しますね)、このホテルは壁やカーテンなど大きな面には白を使い、ポイントとしてラベンダーや赤、金などの暖色を入れていて、それがすごく気持ちのいい空間を作り出していたのでした。

値段は1泊2人、朝食込みで1万円くらい。部屋数はたぶん10以下なので、予約をしたほうがいいと思います。(どちらにしてもホテルの人に迎えに来てもらわないと、ゼッタイ!!自力では見つけられません・・・)

モロッコの旅の記事は、しばらく続きます。

※以前よりブログを見て下さっている方々へ。少し前から日記の方も更新しています。よろしければ、あちらにもまた遊びに来て下さい。

☆追記(2009年9月)
久しぶりに確認してみたら、このリヤドのウェブサイトがずいぶんと素敵になっていました!
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by on_leave | 2007-09-25 00:58 | モロッコで旧市街の迷宮に迷う
水面に映るリゾート アマンジェナ
旅先のホテルには、こだわります。
泊まりたいホテルがない場合は、行き先を変更することもあるくらい。
寝るだけだから、どんなところでもいいという考え方もありますが、
寝るだけだとしても、たとえば7時間、一日の4分の1以上を過ごす場所。
気に入らないホテルに滞在することで、その時間を無駄にしたくないのです。
初めての土地であれば、その町の印象が
泊まったホテルによって左右されることもあるのではないかと思います。

今回のモロッコ旅行は移動が多かったため、
10日間で7つのホテルに滞在しました。
そのうちのいくつかをご紹介したいと思います。

まずはマラケシュで2泊したAmanjena
マラケシュの郊外に建つリゾートホテルです。
House Managerにホテル入り口で迎えられ、
柱の立ち並ぶエントランスを通り抜けると、
この何度も写真で見た光景が広がっていました。

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荒野に建つアマンジェナですが、
広いホテル敷地内には多くの人工プールが配置され、
水面に鏡像が揺れています。

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強い光と柱の影が幻想的な雰囲気を醸し出すメインエントランス。

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パビリオンまでは、回廊を通ります。

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途中にある広くて深いプール。
温水プールですが、もう少し水温は低くてもいいかな、と思いました。
ベンチに用意された麦藁帽子が可愛いです。
なお、各パビリオンにはプール用(?)にかごバックが準備されていたのですが、
このバッグと部屋にあったバブーシュ(モロッコのスリッパ)は、
持って帰ってもいいみたいです。
どちらもとてもいいクオリティなので、日本でも大活躍しています。

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パビリオンは全部で32棟だそうです。
全て1棟づつ独立していて、庭つきの敷地内に
ドーム状のメインパビリオンと、ソファのあるテラスが建っています。

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高い天井のパビリオン。
マラケシュの冬はずいぶんと寒くなるそうで、部屋には暖炉がありました。

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イマイチな写真ですが、ベッド周りは・・・正直に言ってわりと普通・・・。
麗江のBanyan Treeの方がロマンチックだったかな。

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アメニティはエコなリフィルできるタイプです。
ただし、コンディショナーを使ったところ、
髪がバサバサになってしまったので
結局日本から持参したシャンプー&コンディショナーを使っていました。
バスタブは二人で入っても十分なスペースがあるくらいの大きさです。
シャワールームは別についていて、洗面台も一人に一つづつ。

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庭にはデイベッドと、ソファ付きのテラス。
テラス部分は屋根がついているので、マラケシュの強い日差しを避けて
お昼寝したり、本を読んだり。
一度ソファの上に蟻が大発生していて、座れないことがあったのですが、
ゲストサービスに電話したところ、すぐに駆除してくれました。

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テラスでは、ルームサービスの朝食を準備してもらうこともできます。
スパをお部屋で受けることもできるようでしたが、
わたしはハマムもついているHealth & Beauty Centerで
フェイシャルとネイルをお願いしました。
とっても丁寧なサービスだったのですが・・・
フェイシャルとネイルは辞めておいたほうがいいかも・・・。
ハマムにすればよかったのかな~。

(スパ体験を除けば)何もかもが快適で、
フォトジェニックなAmanjenaの残念なところは、
マラケシュの旧市街から遠すぎること。
車で片道20分くらいかかります。
もちろん頼めば旧市街まで
ホテルの車(冷たい水、おつまみ、冷たいお絞り付き)で連れて行ってくれて、
電話をすればいつでもどこでも迎えに来てくれるので、
多少遠くてもそれほど不便は感じません。
(往復で毎回3000円以上チャージされますが・・・。)
ただ、たとえばヨーロッパに住んでいて、
太陽の光を浴びるためにマラケシュを訪れたのであれば
Amanjenaで一日中のんびりするのもいいかもしれませんが、
なんといってもマラケシュの魅力は旧市街に凝縮されているわけですから、
やはり旧市街の中のホテルに泊まるほうが
旅の時間が豊かになるように思いました。

Amanjenaは何不自由なく居心地よく過ごせる、とても素敵なホテルですが、
1泊10万円以上払ってまで泊まる価値があるかのは、
正直なところよくわかりません。
何に重きを置くかは人それぞれですが、
AtmosphericでAuthenticなホテルが好きなわたしには、
そのいかにも人工的な建物が、マラケシュで泊まるホテルとして
ベストチョイスではないように感じました。
やっぱりこういうホテルは観光地ではなく、
リゾート地で泊まったほうが心から満喫できそうです。
次はビーチリゾートのAman、できればHotel Bora Boraに泊まりたいな。


ところで、わたしはAmanjena滞在中に誕生日を迎えたのですが、
朝から出会うスタッフみんなに「Happy Birthday!」と言われ、
マネジャーから素敵な香水のプレゼントをもらい、
ちょっと幸せな気持ちになりました。

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夜のAmanjena(ピンボケ)。
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by on_leave | 2007-09-12 20:11 | モロッコで旧市街の迷宮に迷う
Introduction

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強い太陽の光、不透明な空気、秩序と無秩序。
喧騒、そして静寂。

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モロッコに行ってきました。
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by on_leave | 2007-09-11 00:51 | モロッコで旧市街の迷宮に迷う