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2008年夏にロンドンへ移住。12月に息子出産。しばらくは旅にでられなさそうです。
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U⇒イラチな関西人コンサルタント(休職中)
夫⇒太平洋のように心の広いイギリス人公務員
息子⇒やる気にあふれる0歳児
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イギリスでの出産体験記(後半)
夫が、いきんでもいいか、様子を見に来てくれないかと聞いても
詰め所にいた助産婦はまだダメ、と対応する気は全くなし。
しばらくそこで彼と助産婦が押し問答をしていると
偶然通りかかったチーフ助産婦が、一度確認したほうがいいと言って
病室に来てくれました。
まさに命の恩人!!

ようやく内診をしたところ、すでに子宮口は完全に開いていて
胎児の頭も出かかっていることが判明。
あわてて胎児の心拍を計る機械をつけると
(本当はもっと早い段階でつけているはずの機械です・・・)
心拍数が60近くまで下がっていて、危険な状態だったのです。

一度はセットされた笑気ガスも1分くらいで取り上げられ(笑)
胎児に酸素を送り込むために酸素マスクをつけました。
もう死ぬかと思うくらい痛かったので、
エピデュラルー!と叫んでも、いまさら遅いから、と即座に却下。
いまさらって!いまさらって!ずっと前に頼んでたし!!(怒)
もちろん水中出産も間に合わず。

そこから緊急ベルで産婦人科医が呼ばれ
胎児が危険な状態なので、吸引することになり
いきむこと6回くらいで息子は生まれてきました。
生まれてすぐに大声で泣いたので、夫はほっとしたそうです。

その後、ざっとタオルで拭いただけの息子が胸の上に乗せられ
感動・・・する間もなく、わたしは後産、縫合(かなり裂けたので)。
この縫合がまた、めっちゃくちゃ痛かった!
ちなみに、こちらでは産湯を使わないので
病院にいる間、息子にはところどころ血がこびりついたままでした(笑)

一時は産婦人科医、助産婦合わせて8人くらいいた病室も
息子の検診が済むと、さぁぁーっと誰もいなくなり
夫と私と息子が残されました。
後で母乳指導に来るわね、と言っていた助産婦も結局来ず。
そんな適当さにはもう驚きませんが
出産本片手の夫に、今度は授乳を指導される羽目になります。
ありがたいことに息子はやる気のある赤ん坊だったため
自力で母乳の飲み方をマスターしてくれて助かりました。

この時点でもう夜中になっていたので
私よりもヘトヘトになっていた夫には帰ってもらって、
息子と2人、病室で一晩過ごしました。



<出産後>
出産前に助産婦に、みんな出産後一晩で帰宅するけど
居たかったら3日間くらいいてもいいわよ~、と言われたときは
そんなすぐに夫と2人きりになっても不安だし・・・
と、思っていたのですが
結局、出産翌日に退院しました。

だって病院にいても別に何にもしてくれないし
(夜中に息子のオムツを一回替えてくれただけ)
ご飯はまずいし
周りの赤ちゃんの泣き声はうるさいし
こんなんやったら、家にいたほうがええわ!!

退院後は2週間くらいの間、2・3日に1回
助産婦が家まで様子を見に来てくれるので
それはとっても助かりました。
イギリスでは夫も出産休暇が取れて
出産後2週間は、ずっと家にいられるのもいい制度。
っていうか、彼がいなかったら
さすがに出産後すぐに1人で育児はムリでしたね。

あと、日本と違うのは、生後1週間くらいで助産婦に
そろそろベビーと一緒に外出したら?と言われることです。
ええー!?と思ったけど、郷に入れば郷にたがえ、で
生後10日前後の息子と一緒に、出生届を出しに行ったり
クリスマスショッピングに行ったりしました。
息子は寒風吹きすさぶ中、スリングにくるまれて平然としていましたが
縫合した傷が痛い私の方が、お出かけは辛かったです。
傷は結局、完治するのに3ヶ月くらいかかりました。


ずいぶん長くなりましたが、イギリス出産体験記でした。
想像していた出産の形とはずいぶん違いましたが、
結局は入院から2時間半、分娩期に入ってからはすぐの安産だったし
息子も今のところ何の異常もなく
すくすくと育ってくれているので
まあ、終わりよければ全て良し、でしょうか。
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by on_leave | 2009-06-13 08:07 | ベビーと私のDolce Vita
イギリスでの出産体験記(前半)
旅行の荷造りにも飽きたので、
いまさらですが、忘れる前にイギリスでの出産体験を書いておきます。

<出産前>
月に1回程度検診に行くのですが、
体重測定なし、スキャンなし、内診なし。
血圧を測って、触診し、たまーに尿検査&血液検査をするだけでした。
結局体重測定は一度もなく、内診も出産当日までありませんでした。
ちなみに、わたしは妊娠の経過に全く異常がなかったので
検診はいつも助産婦が担当で、産婦人科医には会いませんでした。

なお、こちらでは、どのような出産をしたいのかという
バースプランを自分で作成します。
使いたい痛み止めの種類や、出産直後に母乳をあげたいか、
ベビーにビタミンKの注射を打ってもかまわないか、など。
わたしは、陣痛初期に笑気ガスを使い、出産は水中出産を希望。
ただし、痛みが激しいときはエピデュラルを使って無痛出産する、と決めました。
(これ、結局、作成した意味は、全くなかったのですが・・・)



<出産当日>
こちらの公立病院はどこでも同じみたいですが、
生まれそうになっても、なかなか入院させてくれません。
いや、検診すらしてくれません。

陣痛が始まっていると電話で訴えても、
5分間隔になるまで来てはダメだと言われ、
5分間隔になったと電話したら、
3分間隔になるまでダメだと言われ・・・。
最後に検診があったのは1週間以上前で
あまりに不安だったので、電話越しに泣いて頼んだのですが
パラセタモールを飲んで寝てなさい、の一点張り。

※パラセタモール:イギリス人が大好きなバファリンのような痛み止め。
陣痛に効くわけはない。

結局、夫になんとか説得してもらって
「じゃあ一応見ますけど、たぶんまた家に帰ってもらうことになりますよ」
と、捨て台詞まで吐かれつつ、ようやく病院に行けることになりました。

イギリスに来て初めての内診で、子宮の開き具合を見てもらうと
残念ながらまだ3センチ・・・
あと半日はかかりますね、と言われ(涙)
これは絶対、家に帰されるーと思ったのですが
渋滞に巻き込まれる時間帯になってきていたこともあり
奇跡的に入院させてもらえることになりました。

水中出産希望と伝えていたので、
プール付きの部屋に案内されて30分ほどすると
先ほどの助産婦が、シフト交代で自分は帰ると告げに来ました。
その頃には痛みがずいぶんと激しくなっていたので
エピデュラルを使いたいと頼んだのですが
まずは笑気ガスで様子をみましょうね、と。
しかも、それは次の人に言ってね、と
何も準備してもらえませんでした。

で、ここから存在を忘れられること約2時間。
何度か夫が助産婦の詰め所に問い合わせに行ったのですが
誰にも来てもらえないまま、1人床に転がったバランスボールにしがみついて過ごします。
しかしながら、そのときは気づきませんでしたが
入院したことの安心感からか
このとき、出産が一気に加速していたのです・・・。

痛みはどんどん激しくなり、間隔も短くなっていくのですが
助産婦がいないので、付き添いの夫が出産本を片手に
わたしに痛みの逃し方を指導(笑)
しかも、もう片方の手でサンドイッチを食べながら!
今から考えれば、なかなか面白い光景ですが
そのときは痛すぎて、状況を判断するゆとりは全くありませんでした。

そのうちになんだかいきみたくなってきて、
いきんでもいいかどうか、夫に詰め所に聞きに行ってもらったところ
「我慢しろ」と。
しばらく我慢していたのですが、もうどうにも我慢できないので
もう一度聞きに行ってもらっても、
「我慢しろ」。
いいから、とにかく誰か引っ張ってきてー!!と言ったところまでは
はっきり覚えているのですが、
それ以降は若干記憶が曖昧になるので
ここからは後から夫に聞いた話です。

長くなったので、後半に続きます。
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by on_leave | 2009-06-13 08:05 | ベビーと私のDolce Vita
☆誕生☆
12月11日に無事男児を出産しました。
ベビーも私もとっても元気です。
出産体験については、いろいろ書きたいことがあるのですが、
新生児と一緒だと、なかなか両手が空きません・・・。
また追々更新していきます。
取り急ぎご報告まで。

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by on_leave | 2008-12-30 20:15 | ベビーと私のDolce Vita
Ante Natal Class
忘れる前に、C&WでのAnte Natal Class(母親学級のようなもの?)について。

わたしが受講したのはMidwife(助産婦)主催のもので、全4回でした。NCTというイギリスでは定評のある団体主催のAnte Natal Classがいいという評判を聞いていたので、そちらも申し込んでいたのですが、周囲に聞いたところ大きな差はなさそうだったので、結局は無料のMidwifeのほうだけに参加しました。受講したお母さんたちの中には、役に立ったという人と、何の役にも立たないという人がいましたけど、わたしは受けてよかったです。

その理由としては、
・本で読んですでに知っていることでも、改めて説明されることでより深く理解できる
・陣痛の最中の呼吸法や、授乳やマッサージの仕方など、実技講習がある
・夫の妊娠/出産に関する知識が(飛躍的に)増える
などでしょうか。ちなみに、うちのまじめな夫は、どの妊婦さんよりも真剣にノートを取り、その後家で復習をしてノートを清書までしていました・・・。

4回の講習の内訳は、
 1回目:出産のために病院に来るタイミング、持ち物など+院内見学
 2回目:痛み止めの種類など
 3回目:出産において発生する問題など
 4回目:出産後の授乳、マッサージ、お風呂に入れるタイミングなど
でした。

一緒に受講しているのは、同じ月に出産予定の妊婦さんばかりなので、休憩時間にちょっとしたおしゃべりをしたりするのも楽しかったです。ただ、受講する部屋にやたらと生々しい出産写真などが貼られていて、それを見ると微妙にブルーになるのが難点でしたが・・・。知識が増えれば増えるほど、恐ろしくなる出産。もうすぐ始まりそうです・・・。
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by on_leave | 2008-12-11 12:54 | ロンドンで右往左往な新生活
病院での初検診
出産予定の病院を決めると、GP経由で病院に申し込みをし、
1週間ほどで病院から検診の通知が郵送で届きました。
日時は先方指定。
この有無を言わさない感じが、日本とはずいぶん違いますよね。
また、特に異常がない場合は、検診から出産まで助産婦の手によって行われ
最後まで産科医に会うことがないのも、日本とは異なっているところ。

そして、病院での検診日当日。
夫の付き添いのもと、助産婦による初検診を受けました。
まずは問診からで、私と夫の健康状態、宗教、家族の病歴、この妊娠は計画的か?
妊娠したことについて幸せに思っているか?など
かなり細かく聞かれます。
その後、血圧検査、胎児の心音検査、尿検査、グルコーステスト、血液検査を経て
結局合計2時間くらいかかり、終わったときにはかなりぐったりしました。

さて、この病院では、妊婦検診のスケジュールは以下のように決まっていました。

12週目以前 助産婦による検診、超音波検査
16週目    GPもしくは助産婦による検診
18~20週目 助産婦による検診、超音波検査、グルコーステスト
26週目    助産婦による検診、血液検査
30週目    GPによる検診
34週目    助産婦による検診、血液検査
36週目    助産婦による検診、バースプランの決定
38週目    助産婦もしくはGPによる検診
40週目    GPによる検診
41週目    助産婦による検診

上記のスケジュールを見て頂くとわかるとおり、
イギリスでは超音波検査が2回しかないのですが、
わたしは安定期になってからイギリスに来た上に、GP登録等で手間取ったため、
最初の検診時点ですでに妊娠27週目。
もうこのまま出産まで赤ちゃんの顔は見られないのかな・・・と残念に思っていたのですが
わたしがこれまでの超音波検査の結果をもっていなかったために
特別に今回、超音波検査も受けられることになりました☆
うれしーい!

2ヶ月ぶりに見るベイビーはしっかり赤ちゃんの顔をしていて、
なんだかとっても感動してしまいました。
今までは「これは人間ですか・・・?」という感じで、イマイチ実感なかったのですよね・・・。
超音波検査に参加するのが初めての夫は、
もっと感動した様子。
彼は家に帰ってからも、超音波写真をずっと見ていたので、
父親になる実感が湧いてきているのかな~、とわたしまで嬉しくなっちゃいました。
おでこは彼に似ているとか、唇はわたしに似ているとか、
この日の話題は超音波写真で持ちきりでした。
特にうちは顔立ちが全く異なっている夫婦なので(笑)、
パーツごとにどちらに似ているのかが明確に判定できるのです。
そして、早く彼に会いたいね♪と、
2人してまだ見ぬわが子への愛情が深まった超音波検査だったのでした。
(男の子でした~☆)
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by on_leave | 2008-09-18 18:45 | ロンドンで右往左往な新生活
病院訪問②-Chelsea & Westminster
忘れる前に、C&Wの訪問記も。

週に2回、見学ツアーを開催しているC&W。
直近のツアーは一杯だったので、その次の回に彼と一緒に参加しました。
平日16時からのツアーだったけれど、10組のうち9組までがカップル参加で、
やっぱり日本とは違うなあと思いました。
日本でこういう見学ツアーがそもそもあるのかどうかわかりませんが
会社の同僚が「妻の出産予定の病院を見に行くので早退します」と言ったら
ビックリしただろうなあ。
個人的には早退してもいいと思うけど、
なんだかそういうことを言い出す文化じゃなかった気がします。
奥さんの出産当日も、普通に出勤してる人もいたくらいだし。
妻側としてはこういう夫も参加型の社会の方が、安心できて嬉しいですけどね。

C&Wの最初の印象は、明るい~!広い~!綺麗~!、というもの。
中央が吹き抜けの天井がガラス張りになっていて、
1階にいても燦燦と太陽の光が降り注ぐし、
カフェやちょっとした小物を売っているお店もあって、
あまり病院という雰囲気はありません。
St. Mary'sとのあまりの違いに、驚いてしまいました。

ツアー参加者も、ほぼ全員が白人系イギリス人。
みんな身なりもよくて、しっかり予習してから来ています!といった
雰囲気を漂わせていました。
これもまたSt. Mary'sとは大きな違い。

分娩室はSt. Mary'sと似たような感じで、
個室にベッドが置いてあり、いくつかの部屋には水中出産用の設備も整っています。
トイレは、水中出産用ジャグジーのある部屋には専用のものがあったけれど、
それ以外は隣の部屋とのシェアになるみたい。
部屋の大きさ自体はSt. Mary'sよりも少し大きかったけれど、
一部屋しか見られなかったので、
他の部屋の感じはわかりません。

出産後数時間で、大部屋に移動するのはこちらも同様。
ただし、ベッド間のスペースが明らかにC&Wの方が広く、
テレビも共同ではなく、ベッドに備え付けのタイプでした。
大部屋とはいえ、よりプライバシーを尊重してもらえそうな感じがします。

St. Mary'sのBirth Centreのような施設はこちらの病院にもあって、
C&Wでは、Birthing Unitというそうです。
残念ながらこの日は開いている部屋がなく、見学ができなかったのですが、
貰ったパンフレットの写真から判断すると、
St. Mary'sほどではないけれど、それなりに普通の部屋っぽい感じ。
ソファ、ビーズクッション、ボール、マットレスなどがありました。
残念ながらバスタブつきの部屋は一部屋しかないらしく、
予約などはできないそうです。
そして、出産後は分娩室での出産同様、大部屋に移動しなければなりません。

ツアーの最後には教室のような部屋でパンフレットを貰い、
質疑応答の時間があって、この日のツアーはおしまい。
帰りに、1階のCostaでお茶して帰りました。

ツアーの感想としては、C&Wは施設として
St. Mary'sより優れている印象を受けました。
ツアーの最初と最後に手の消毒があったり、
ツアー中も廊下に見学者が広がらないように注意を受けたりと、
St. Mary'sで感じたようなカオスな雰囲気がなく、
病院全体に規律がある感じがします。
案内してくれた助産婦さんも、
St. Mary'sの人よりも何だかプロっぽくて信頼できそう。

出産後に一晩個室で過ごせるSt. Mary'sのBirth Centreはかなり魅力的で
それだけでもSt. Mary'sにする価値はあるかな、と思ったのですが、
この先妊娠の経過に何か問題が発生して
Birth Centreを利用できなくならないとも限らないので
結局、C&Wで出産することに決めました。

といっても、わたしの出産予定日に空きがないと断られることもあるらしく、
まだ確実にC&Wに決まったわけではないのですけれど。
いまはC&Wからの連絡待ちです。
どちらにしても、そろそろきちんと妊婦検診をしてもらわないと不安なので、
早く病院が決まって欲しいな。
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by on_leave | 2008-08-15 22:51 | ロンドンで右往左往な新生活
病院訪問①-St. Mary's
GP登録の次のイベントは、出産予定の病院見学です。

もともとイギリスに住んでいて、プライベートの医療保険に入っていたり、
旦那様が日本企業や大使館の駐在員の方の場合は
プライベートの病院で出産することが多いようですが、
うちの夫は、残念ながらしがないイギリス人公務員。
わたしに適用されるプライベートの保険などなく、
また入院1泊につき850ポンド(17万円)という高額の医療費を払える見込みもないため、
公的病院であるNHS病院で出産を予定しています。
NHS病院は住んでいる地域から利用できる病院が決まるのですが、
わたしは、イギリスでは名門らしいSt. Mary'sという病院と、
最近新しくできたChelsea & Westminster(C&W)という病院の
2つから選ぶことができるといわれ、それぞれの見学に行きました。

まずは先に見学ツアーの予約がとれたMt. Mary'sへ。
平日の18時からだったので、
パディントン駅で仕事帰りの彼と待ち合わせをして
そこから徒歩5分くらいの病院へ向かいました。
初めて入るイギリスの病院はというと・・・
なんだか昔の日本の国立病院のような印象。
くらーくて、なんとなくジメーとしていて、陰気な雰囲気です。
見学ツアーのための待合室では、ヒスパニックの家族がベンチを占領していて
周りを妊婦が立って待っている、という変な光景もありました。
ツアーに参加したのは6組程度で、全員がカップル参加でしたが
なんとうちの夫以外はみんな非イギリス人。
この国では、子供を産むのは移民ばかりなのかしら・・・と思っているうちに
助産婦さんの先導で、ツアーが始まりました。

St. Mary'sでは、病棟での分娩と、
Birth Centreという助産婦さんのみの介助による分娩の2つがあり、
まずは病棟を見学しました。

分娩室はすべて個室で、水中出産用の部屋もいくつかあり、
それらには専用のトイレ・シャワーがついていましたが
あとは共同のトイレ・シャワーになるようです。
部屋の中はそれなりに綺麗で、清潔そうでした。

ただし、個室の分娩室にいられるのは出産後数時間のみで、
あとは大部屋に移されます。
こちらはプラスチックの花柄カーテンで仕切られた6~8人部屋で、
真ん中にテレビが一つ置かれていました。
我々の見学中にちょうどキッチンからスープと肉料理が運ばれてきたのですが、
ま・・・まずそう・・・・。
いや、イギリスの病院料理に期待するのも間違っているのですけれど・・・。
通常はこの部屋に6時間~24時間滞在して、問題がなければ帰宅するそうです。
パートナーの訪問は夜8時まで。

次に見たのが、Birth Centreです。
わたしも彼も、Birth Centreのコンセプトがよくわかっていなくて、
なんか自然分娩向けの施設?ちょっと宗教っぽい?と思っていたのですが、
こちらは母子共に問題がない妊娠の場合に
特に医師の介助なしに、妊婦の好きな形で出産ができる施設でした。
かなり広くて落ち着いたインテリアの個室に、
ハンモックやマットレス、椅子、ボールなどが置かれ
水中出産用のジャグジーもしくはバスタブが1部屋に1つ必ずついています。
専用トイレ・シャワーも完備。
さらに素敵なところは、ベッドがダブルベッドになっていて、
出産後は一晩、パートナーも一緒に泊まれるのです。

先に病棟を見て落ち込んでいただけに、
この広い部屋&ジャグジー&ダブルベッドには、かなり惹かれました。
狭い部屋で壁に囲まれたベッドに固定されて出産し、
その後は大部屋で花柄プラスチックカーテンとスープの匂いに囲まれて過ごすより
なんだかずっと人間らしい感じ。
エピデュラルを使った無痛分娩はBirth Centreではできませんが、
イギリスでは問題がなければ基本的に分娩に医者が立ち会わないので、
Birth Centreだからといって、医療体制が劣るわけでもなさそうです。
もちろん出産時に何か問題が発生すれば、すぐに病棟に移されます。
これまでは出産への恐怖心から、
とにかく最新医療が受けられるところがいいと思っていましたが、
Birth Centreを見てから、なんだか考え方が変わりました。

長くなったので、C&Wの訪問記は次回に・・・。
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by on_leave | 2008-08-14 23:29 | ロンドンで右往左往な新生活
GP登録
ロンドンについて最初にしたこと、それはGP(かかりつけ医)に登録することです。
イギリスでは日本と違って、
病気になったからといってどこの病院にも行けるわけではなく
緊急の場合以外はまずはGPの診察を受け、
その後、必要があればGPから病院を紹介されることになります。

外国人であっても6ヶ月以上滞在しているか、
配偶者ビザで入国していればGPに登録できて、
公的(NHS)医療機関を利用した場合の医療費は
基本的に無料になります。
薬代も1種類につき一律7ポンド(1500円)程度。
その分給料から天引きされる社会保険料がとっても高いのですが、
それでも治療がほぼタダで受けられるというのは助かります。
なかなか診察の予約が取れないとか、入院したくてもベッドが足りないとか
問題は多々あるようですが、
政府もここ数年で医療費予算をかなり拡大していて
ずいぶん状況は改善されてきているようです。

登録できるGPはその人住んでいる地域によって決められていて
あまり遠いところのGPには登録できません。
わたしは、最寄りのGPに彼と一緒に行ってみたところ、
6ヶ月以上滞在していないと登録できないと断られ、
(配偶者ビザだったらすぐに登録できるはず、とかなり戦ったのですが
Health Authorityに確認したけどそういわれた、の一点張りで
そのGPはあきらめました。)
少しうちからは歩くのですが、
規模の大きなHealth Centre(複数のGPが合同で開業しているところ)に登録しました。
必要だったのは配偶者ビザの証明としてわたしのパスポートと、
彼の住所を証明するもの(公共料金の支払書など)だけ。

登録したその日はフォームに記入するだけで、
その後改めて予約を取り、看護婦さんから問診を受けました。
といっても、病歴(本人+家族)を聞かれて、血圧を測るくらい。
体重測定等はありません。
イギリスで出産予定であることを伝えると、
わたしの住所から利用可能な病院を2つ教えて貰いました。
分娩室などを見学して、気に入った方の病院に紹介して貰えるとのことです。

これでGP登録は完了。
2週間後に、NHSナンバーの書かれたメディカルカードが郵送で送られてきました。
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by on_leave | 2008-08-13 20:13 | ロンドンで右往左往な新生活